嫌な事も楽しむ

心のしくみ

ちょっと前まで、私は仕事で問題が起きると「全て自分の責任」と思うところがあり、何かやらかしてしまっていないか常に心配な日々を過ごしていた時期がありました。

苦しさから逃れたくて本を読んだり、自己啓発セミナーに行ったり、セラピーを受けたり、スピリチュアルに頼ったり10年間以上、いわゆる「自分探し」の時期があったと思います。最初のうちは一時的に楽になってもまた同じところに戻ってきて苦しい思いをしたりしていましたが、最近はだいぶ落ち着いて楽になりました。

つくづく思うことは悩みは自分が作り上げているもので、自分が事実だと思っていることは解釈だなということ。

楽になったきっかけは色々あり、それも整理してみたいと思っていますが、まずは表題の言葉。

仕事でミスをしたり、思うような結果が出なかった時に「何でこうできなかったんだろう」「あの時こう対応しておけばよかった」「私って無能だな」と落ち込んでいましたが、明石家さんまさんが後輩の女性芸人に「嫌なまま、ダメなまま過ごす方が楽しいと考えろ。嫌なことを楽しいと思ったらあとは何があっても平気やねん」と言っている場面があって、心に刺さりました。そして、さんまさんの「落ち込むのは自分を過信しているから」という言葉を聞いて、「ああ自分はそうだったんだな」と腹落ちして楽になった部分もあります。

「嫌な事を楽しむ」ことがいつもできているわけではありませんが、「楽しもう」と思うことでどっぷりと落ち込むことは少なくなったように思います。

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